(ABOUT)
Launching Authentic Futures
伝統と現代の新たな接続方法を
生み出す実験場
(01)
SHUTLのコンセプト
SHUTL Concept
伝統と現代の
新たな
接続方法を
生み出す
実験場
SHUTLは、現代の表現者が日本文化と出会い直し、自らの表現と伝統を結びつけることによって、新たな表現方法を模索することのできる、開かれた創造活動の実験場(ラボ)。
舞台となるのは、建築家黒川紀章らが提唱した「メタボリズム(新陳代謝)」運動の代表的な建築として知られる、中銀カプセルタワービルの2基のカプセル。
設計当時、生物の細胞に見立てられたカプセルは、その役割を居住空間から創造空間へと変容させ、伝統が現代の作家によって再解釈される場として新たに息づく。
創造は数え切れない実験と失敗の繰り返しから始まる。SHUTL - ここからまだ見ぬ「未来のオーセンティック」が打ち上がる。
(02)
SHUTLのキーワード
SHUTL Is
個の自由
FREEDOM
宇宙へ放たれるスペースシャトルのように、未来への希望を搭載し、未知への探索へ向かう、既知の枠組みを超えるための場。
往復する運動体
MOVEMENT
離れた場所を結び、出発と到着を繰り返す往復便のように、地域の文化や人材を相互輸送することで、空間と時間を超えて伝統と現代の創造性が出会い交わる場。
伝統の継承
TRADITION
縦糸と横糸をつなぐ織り杼のように、歴史の中で受け継がれてきた伝統・文化・技術を横断的につなぎ、新しい日本文化として発信する場。
(03)
カプセルについて
About Capsule
中銀カプセル
タワービルの
メタボリズム
建築家・黒川紀章(1934-2007)が設計し、世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅「中銀カプセルタワービル」。 建築運動メタボリズムの代表的な建築であり、未来都市のプロトタイプである中銀カプセルタワービル。25年に1度工場で生産されたカプセルを現場で交換することで、200年間建築を維持するというコンセプトで建てられました。
それぞれの部屋の独立性が著しく高く、部屋(カプセル)ごとに交換することも、技術的には可能な設計になっていました。しかし実際には一部のカプセルが交換困難だったことなどから交換は実施されず、1972年に建てられた中銀カプセルタワービルは老朽化により、竣工から50年を迎えた2022年に解体されることとなりました。
(04)
展示スペースについて
Our Space
建築
Archi Tecture
2基のカプセルとSHUTLの空間で行われる実験や営みを、シンプルに収納する建築。
建築としての主張を抑え、外部との境界をできるだけ取り払うことで、SHUTLで起こる多様な変化を繊細に感じ取ることのできる環境を提供します。
面積:約85m²(幅約6.4m × 奥行き約13.3m)/ 天井高:約4m / 壁:石膏ボード+塗装 / 床:モルタル仕上+ウレタン(クリア)塗装
カプセルA
CAPSULE A - A906 (ORIGINAL)
竣工当時の姿に修復された、8.5平方メートルのオリジナル・カプセル。
当初ビジネスマンのセカンドハウス/オフィスとして構想された空間で、過去と未来のクリエイティビティが同居する新しい表現を展開します。
面積:全体 約8.5m²(幅約2.3m × 奥行き約3.7m) / 天井高:約2.0m
カプセルB
CAPSULE B - A1006 (SKELETON)
解体したカプセルの姿を残した、スケルトン・カプセル。生々しい壁面塗装と剥き出しの鉄骨に囲まれた、わずか10平方メートルのミニマルな空間に、アーティストの無限のアイデアをインストールします。
面積:全体 約10.8m²(幅約2.6m × 奥行き約4.15m) / 天井高:約2.1m
フリーダムスペース
FREEDOM SPACE
2基のカプセルの間に位置する余白の空間。作品展示やグッズ販売、パフォーマンス、ワークショップなど多彩な企画を行い、自由な表現と開かれた交流の機会を創造します。
アウタースペース
OUTER SPACE
SHUTLの敷地内に位置する屋外スペースでは、コンクリートの壁を用いて、様々な表現の可能性を広げます。
(05)
SHUTLへのアクセス
Access & News
(ADDRESS)
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8
(ACCESS)
東京メトロ「東銀座駅」5出口・徒歩3分
東京メトロ「築地駅」2出口・徒歩4分
(TEL)
(OPEN)
13:00-19:00
展示イベント開催期間のみ開廊(詳しくは「EXHIBITIONS」をご覧ください)
休廊:火・水
- ※展示・イベント最終日は17:00まで
- ※年末年始は休み
- ※施設メンテナンス等で臨時休廊あり
<注意事項>
カプセルの鑑賞・撮影、ガイドツアー、団体での施設見学・調査のためのご来場については、こちらをご覧ください。
(06)
レンタル利用について
For Rent
スペースの
レンタル利用に
ついて
SHUTLは、中銀カプセルタワービルのカプセルを1基からレンタル可能です。展示会・映像上映会・トークイベント・取材会場・撮影・音楽イベントでの利用など、フレキシブルに対応可能です。目的に応じて、ぜひご利用ください。
(Contact)
SHUTLへのお問い合わせ
Launching Authentic Futures SHUTL
SHUTLは現代の表現者が、伝統と出会い直し、時間を超えたコラボレーションを行うことで新たな表現方法を模索する創造活動の実験場です。スペース利用から、メディアへの掲載、コラボレーションまで、どうぞお気軽にお問い合わせください。