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(EXHIBITION)

Azami Eimi × 須藤はる奈 2人展「I'll be seeing you.」

この度、Azami Eimiと須藤はる奈の2人展「I’ll be seeing you.」を東京会場・SHUTLで開催します。

【展示について】

展示タイトル「I’ll be seeing you.」(訳:また会いましょう)は、映画「君に読む物語」の挿入歌のタイトルから引用しています。

この映画は、認知症を患い過去を思い出せずにいる老婦人の元に、足繁く通う老人がとある若い男女の物語を読み聞かせながら当時の二人の思い出を追体験するお話です。物語の女は、将来を案じる両親に男との交際を阻まれ、二人の仲は引き裂かれてしまいます。 男は365日毎日手紙に想いを託しますが、一通の返事もないままやがて第2次世界大戦が始まります。

手紙というツールで離れた相手とコミュニケーションを取っている中、相手が返事をすることが困難な状況に陥り、連絡も滞り、いつしか関係が風化していくのは現代のコミュニケーションツールの発展がある中でもあり得る風景です。

私たちは疫病による社会問題で長い時間をかけて、人との距離感や関わりが希薄になりました。そのかわりにと、SNSなどのインターネットの発展により関係性を繋ぎとめているような状態はまるで劇中の手紙に想いを託すことと重なります。

現在は落ち着き、私たちは人との繋がりをより強く求め今の社会の流れに順応していく人もいれば変化せずいまの生活を維持する人もいるでしょう。

本展は、アーティスト2名がコンセプトでもある「長い期間会えていない人を思い出す」ことから解釈したポートレート作品を展開します。

作品に描かれた人物の表情や色味など鑑賞者にとって忘れていた人との繋がりを再度認識し、コロナ禍によって失われた3年間で、疎遠になった人との時間を取り戻します。

そういえば、あの人はいま何をしているんだろう。

きっと、また会えるよね。

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Azami Eimi

「コンプレックスを持つ女の子」をテーマに作品を制作。SHIBUYA109といった商業施設の広告、雑誌書籍のイラストレーションをはじめ、ブランドやイベントとのコラボレーションイラストやビルの壁画制作など多岐に渡る。定期的に国内外で個展を開催。

 

 

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(PROFILE)

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須藤はる奈

主にモノクロームの人物像を描く。
これまで他者視点で多く語られてきた「女の子」のアイコンを自らの文脈や解釈で纏う人たちが、その上で獲得していくであろう自由について考え制作。
展示のほか、ショップとのコラボレーションでアイテムを展開する。書籍の装画でも活躍中。

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Launching Authentic Futures SHUTL

SHUTL is a gallery for exploring new ways of connecting tradition and modernity.

SHUTLは現代の表現者が、伝統と出会い直し、時間を超えたコラボレーションを行うことで新たな表現方法を模索する創造活動の実験場です。スペース利用から、メディアへの掲載、コラボレーションまで、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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