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【延期開催】SHUTLプロデュース 長谷川愛 没入型インスタレーション「PARALLEL TUMMY CLINIC 」コラボレーター:山田由梨
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※チケットは完売いたしました。(2025年6月24日)
※本展は2025年2〜3月開催予定であった企画の延期開催となります。会場仕様の変更により、当初の計画から一部展示方法を変更して開催します。
【展示について】
本作は、今から50年後の未来都市・東京を生きる人々のすがたを想像する没入型のメディア・インスタレーションです。バイオアートやスペキュラティヴ・デザイン等の手法によって、生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表しているアーティスト、長谷川愛。今作は、彼女がこれまで継続して取り組んでいる“人工子宮(PARALLEL TUMMY)”を主題に、鑑賞者が1組ずつタイムラインの指示に従って、SHUTLの空間を移動しながら体験・没入する形式をとります。「人工子宮の活用が一般化された2070年代の東京」を舞台に、鑑賞者自らが東銀座のクリニックで人工子宮の利用を検討するという設定で作品は展開していきます。
この世界観を生み出すにあたり、演劇的なアプローチを担うコラボレーターとして、作家・演出家・俳優・劇団 贅沢貧乏 主宰の山田由梨が作品の構想段階から参画しています。山田は俳優として映画・ドラマ・CMへ出演するほか、小説執筆、ドラマ脚本・監督も手がけるなど多方面で才能を発揮する注目のアーティストです。ジェンダーやフェミニズム、多様なセクシュアリティにまつわる社会問題を扱う作品を多数手がけている山田と、生物学・科学的なアプローチから同様のテーマを見つめる両者のコラボレーションにより、50年後の未来のありようやリアリティを具体的かつ身体的に想像するという、稀有で特別な鑑賞体験となるでしょう。
「PARALLEL TUMMY CLINIC」作品あらすじ
2070年代、東京。この都市では人工子宮[PARALLEL TUMMY]の活用が一般化しており、誰でも望めば、自らのもとにあらたな生命を迎え入れることが可能になっていた。
東銀座の一角にある「PARALLEL TUMMY CLINIC」は、日々そうした人々が相談にやってくることで知られたクリニック。訪問者たちは人工子宮の検討を通じ、この都市における生き方や家族のありかたに対する自らの取捨選択から浮かび上がる、切実な欲求や不安に向き合うことになるーー。
長谷川愛 ステートメントはこちらから
山田由梨 ステートメントはこちらから
後日譚 長谷川愛はこちらから
(INFORMATION)
開催概要
SHUTLプロデュース 長谷川愛 没入型インスタレーション「PARALLEL TUMMY CLINIC」コラボレーター:山田由梨
出展作家:長谷川愛
コラボレーター・脚本:山田由梨 (劇団 贅沢貧乏 主宰)
会期:2025年6月6日(金)〜7月7日(月)
時間:13:00-20:00[日時指定予約制(15分おき入場)、最終入場受付19:00]
鑑賞所要時間:約50分(標準)
※火・水曜休廊
※開始(予約)時刻の5分前に集合していただきます。
※1回につき1組(最大1名)のみ入場・鑑賞できます。
※本展覧会は、鑑賞者おひとりずつ、作品の指示に従って空間内を移動していただく形式の展覧会です。作品のタイムラインに沿って移動していただくため、上記の所要時間を短縮しての鑑賞はできませんのでご注意ください。
料金:1,500円[事前予約制・先着順]
2025年5月10日(土) 19:00 チケット販売開始
チケット取扱 : ArtStickerにて販売
https://artsticker.app/events/59039
詳細・最新情報はSNS又はWEBにて公開予定。
クレジット
制作:長谷川愛
「From the Parallel Tummy」
脚本:山田由梨
映像出演:関彩葉、たなべ勝也、百元夏繪
映像撮影・編集:布谷麻衣、倉知朋之介
「LARPワークショップ」
出演:産婦人科医 ウツノ、武田俊、山田由梨
映像撮影:山根香
映像編集:倉知朋之介、布谷麻衣
リサーチ協力:清河幸子(東京大学)、菅原孝美(銀座たてもの新聞)、
西川律子(esse-sense)、渡部 麻衣子(お茶の水女子大学 ジェンダー
ド・イノベーション研究所)、七沢 智樹(山梨県立大学)
「パラレルタミークリニック カウンセリング」
インタラクションパート制作:小野里琢久
音響:武田真彦(株式会社マガザン)
翻訳:矢部鞠実
プロデュース:松本花音(SHUTL/株式会社マガザン)
ディレクター:黒田純平(SHUTL/株式会社マガザン)
デザイン:井上みなみ・古山愛子(株式会社マガザン)、布谷麻衣
空間施工:スーパーファクトリー
主催:松竹株式会社、株式会社マガザン
助成:公益財団法人全国税理士共栄会文化財団
補助金:石井・石橋基金による慶應義塾大学若手研究者育成ものづく
り特別事業、慶應義塾大学 KGRI サイエンスフィクション研究開発・
実装センター、日本学術振興会 学術知共創プログラム『ポストヒュー
マン社会のための想像学』

(PROFILE)
長谷川愛 / Ai Hasegawa
アーティスト。バイオアートやスペキュラティヴ・デザイン等の手法によって、生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表している。 IAMAS、RCA、MIT Media Lab卒。2023年度から慶應義塾大学理工学部准教授。MoMA、森美術館、上海当代艺术馆、国立女性美術館(NMWA)、アルスエレクトロニカなど、国内外で多数展示。著書に「20XX年の革命家になるには」
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(PROFILE)
山田由梨 / Yuri Yamada
1992年東京生まれ。作家・演出家・俳優。立教大学在学中に「贅沢貧乏」を旗揚げ。俳優として映画・ドラマ・CMへ出演するほか、小説執筆、ドラマ脚本・監督も手がける。『フィクション・シティー』(17年)、『ミクスチュア』(19年)で岸田國士戯曲賞ノミネート。セゾン文化財団セゾン・フェローI。Abema TV「17.3 about a sex」「30までにとうるさくて」脚本。NHK「作りたい女と食べたい女」脚本。WOWOW「にんげんこわい」では脚本・監督として参加。©️Kengo Kawatsura
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