(REPORT)
2基のカプセルがやってくる!移動の模様を動画でご紹介します
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「SHUTL」では、黒川紀章の代表作、中銀カプセルタワービルの2基のカプセルを銀座・築地エリアに戻し、再生・活用しながら、伝統と現代の新たな接続方法を生み出す実験場(ラボ)として、「未来のオーセンティック」を生み出すことをコンセプトに掲げ、挑んでいきます。
今回の記事では、SHUTLのアイコンともなる2基のカプセルが保管されていた倉庫から東劇ビルまでの移動を動画でご紹介します。
保管されている倉庫から東劇ビルまで
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保管されていた2基のカプセル 左/ A906 右/A1006 (撮影:山根かおり)
某日。カプセルが保管されている日本国内某所にある倉庫から、SHUTLが隣接する東劇ビルまで移動するときが来ました。
東銀座にある東劇ビルは、松竹が本社を構えるビルです。
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東劇ビル
東劇ビルは、1975年に竣工し、歌舞伎上演など松竹の興行の中心地だった「東京劇場(1930年開業)」の跡地に建っています。現在は「東劇」の名を冠した映画館も入っているオフィスビルです。
今回、その東劇ビルに隣接した角地で、将来的な開発にも繋がるような実験的なプロジェクトをやりたいという思いから生まれたのがSHUTLです。
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東劇ビル隣接地(撮影:山根かおり)
この場所に中銀カプセルタワービルの2基のカプセルが設置されます。
やってきたカプセルたち
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カプセルの移設作業(撮影:山根かおり)
夜。東劇ビル周辺の道路規制を行い、トレーラーによって運ばれてきたカプセルたち。
一台のトレーラーに一基のカプセルが運ばれ、計画的に東劇ビルへ運ばれていきます。
フォークリフトの繊細な操作によって、無事に2基のカプセルが東劇ビルに到着しました。
完成まであと......
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東劇ビルに保管されている2基のカプセル(撮影:山根かおり)
現在2基のカプセルは、東劇ビルにて保管しています。建設が順調に進めば、もう少しでSHUTLにカプセルをインストールできそうです。
SHUTLのオープン予定は2023年秋頃です。それまで2基のカプセルはしばらくおやすみです。
カプセルの種類はSHUTLとして再生する、黒川紀章氏が設計した中銀カプセルのいまのなかで詳しくお伝えしていますのでぜひお読みください。
SHUTLオープンまで、SHUTLの最新の情報や、わたしたちがSHUTLで紹介したいと思っているさまざまなアートやカルチャーについて、引き続きこのnoteと各SNSにてお知らせしていきます。ぜひご注目ください!
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SHUTLは現代の表現者が、伝統と出会い直し、時間を超えたコラボレーションを行うことで新たな表現方法を模索する創造活動の実験場です。スペース利用から、メディアへの掲載、コラボレーションまで、どうぞお気軽にお問い合わせください。